私には父親がいない。
 物心つく頃には、母親の実家で、祖父母と母の4人暮らしをしていた。
 家は、昔ながらの日本家屋で、四人で住むには広すぎたが、使っていない空き部屋は子供にとって格好の遊び場だった。
 華道家である祖父は、まだ4歳にも満たない頃から私に華道を教え始めた。綺麗な花を生けて形にするのは好きだったけど、 幼い私には正座が辛くて、長い間じっとしていられないものだから、よく祖父に叱られた。その度に私は、泣く泣く庭へと逃げ出した。
 庭には、たくさんの樹木と花々の緑が溢れていて、天気の良い日は、緑から元気をもらえるように感じた。母は、いつも縁側に腰掛け、庭を眺めていた。 そして、泣いている私を見つけると、自分の膝の上で慰めてくれるのだ。
「お父さんは、麗良のことがとっても大事なのよ」
 母は、祖父のことを父と呼ぶ。
 そこで今度は私が自分の父親について尋ねると、母は決まって、何かを思い出そうとするように遠くを見つめ、困ったように笑った。 それから私に視線を戻すと、今度は全く知らない子を見るような目で見つめるのだ。あら、この子は誰の子だったかしら、と言うように。
 私が母の名を呼ぶと、はっと魔法が解けたかのようにいつもの笑顔に戻って、私の名を呼び、優しく頭を撫でてくれた。 そんな母の顔を見るのが悲しくて、いつしか父親の話を聞くことはなくなった。
 私に父親はいない。そう思うことにした。

 ☆

 学校は、突然現れた不審者によって一時騒然となったが、警備員と教員たちが不審者を捕獲し、事態は収まりを見せた。 花びらに埋まった教室は授業どころではなく、生徒たちは保護者の迎えを条件に一斉下校となった。
 不審者が麗良の父親を名乗っていることで、麗良は教師から質問を受けたが、全く身に覚えがない。
「いえ、知りません。全くの人違いです」
 普段から教師の人望が厚い麗良は、その一言だけで解放された。
 むせ返るような花の香りに麗良の心は言いようのない不安と焦燥に駆られたが、迎えにきてくれた依子の顔を見ると、安堵のため息をもらした。
「まあまあまあ! 恐かったでしょう。不審者だなんて。学校のセキュリティは一体どうなっているのかしら」
 依子は、長い間花園家に仕えている家政婦だ。その朗らかな丸い顔は、見る者全てに親近感と安堵を抱かせてくれる。 しかし、過剰に心配性なところがあるため、麗良は道中、いかに自分が見目麗しい女性であるのだから特に注意しなくてはいけないこと、 危険が迫った時の対処法などを延々と聞かされる羽目となった。

 家に帰ると、玄関で松葉色の和服を着た老人が固い表情で出迎えてくれた。
 麗良の祖父、花園 良之(よしゆき)だ。
「なんともなかったんならいい」
 それだけ言うと、麗良が挨拶をする間もなく、すぐに仕事部屋へと引っ込んでしまった。
「とっても心配なさってたんですよ。お顔を見て安心なさったんでしょう」
 と、依子が嬉しそうに耳打ちした。
 良之は元々無口な性格で、祖母が亡くなってからは更に会話することも減ってしまった。孫である麗良ですら何を考えているか解らないことが多いのだが、 依子にしてみれば、とてもわかりやすい人≠轤オい。
 麗良は、二階にある自分の部屋に鞄を置き、制服から普段着に着替えると、玄関から庭へと回った。
 飛び石をひとつひとつ踏みしめながら深く息を吸う。豊かな土の匂い、水々しい樹木の匂い、誘惑を湛えた花の匂い……これら庭の香りが麗良の心を満たし、 浄化していく。太陽のエネルギーを吸収した彼らから、こうして元気をもらうのが、麗良の日課であった。
「麗良、今日は早いのね」
 耳に心地よい川のせせらぎのような声がした。縁側に和服姿の女性が腰掛けている。淡い白地に薄紅色のシャクナゲがよく映える。
「ただいま、母さん。今日は調子がよさそうね。顔色がいい」
「そう? こうやって毎日お庭でひたたぼっこしているからかしら。最近、天気が良くて気持ちいいわ」
 良純も依子も、学校であったことを彼女に伝えていないようだ。麗良は二人の気遣いに感謝しつつも、一抹の寂しさを胸に押し込めて隣に腰を下ろした。
「あれ、そのスズランどうしたの?」
 母の手には、小さな白い花が握られていた。この庭にスズランは咲いていない。
「青葉くんがくれたの。花材にするのがもったいなかったんですって」
 青葉らしい、と言って二人は笑い合った。
 青葉は、祖父の唯一の弟子だ。家から出ることのできない母を気遣い、年の離れた麗良のことも妹のように接してくれる。 麗良が小学生の頃からこの家の離れに住み始め、今では家族の一員のようなものだ。
 麗良は、母の笑う顔を目を細めて見つめた。凛とした輪郭に整った目鼻立ち、抜けるように白い肌には、ほんのり赤みがさしていて、黒い髪には白髪ひとつ見えない。 娘の目から見ても、高校生の子供を持つ母親とは思えないほど若く見えた。
 母は、麗良が物心つく頃から、いつも庭を見ていた。庭を見て、何かを、誰かを待っているようにも思える。 しかし、麗良がそれについて母に聞いたことはない。母がこうして笑っていてくれさえいればいい。麗良にそれ以上望むものは何もない。

 ☆

「レイラ! どうして先に帰ってしまったんだい?
 パパはずっと学校でレイラを待っていたんだよ」
 夕食を終えて居間で寛いでいると、来訪者を告げるベルの音が鳴った。依子は既に帰宅し、良之も青葉も自室へ戻っていたので、 居間でテレビを見ていた麗良が玄関に出た。するとそこには、学校の校庭に現れた不審者が立っていた。
 慌てて引き戸を閉めようとする麗良の腕を、男が大きな手で掴んだ。
「ちょ、ちょっと待って。レイラ、パパの話を……」
「私に父親はいませんっ」
 麗良が力いっぱい腕を引くが、男は掴んだ手を離そうとしない。むしろ、より一層力を込めて握られ、麗良は恐怖で身がすくんだ。
「私がレイラのパパだよ。これまで寂しい思いをさせて本当にすまない。これからはパパと、パパの国で一緒に暮らそう」
「意味がわかりません。人違いです。お引き取りください」
 麗良が渾身の力を込めて腕を引くと、男はぱっと手を離した。しかし、今度は引き戸を腕で抑えられてしまい、戸を閉めることができない。
「待ってくれ、レイラ! パパは、君に会うために……」
「なんなんですか、あなたは?! 警察を呼びますよ!」
 近くで見ると男は麗良の頭一つ分以上も背が高く、ガタイもいい。力では負けてしまうだろう。麗良は、助けを呼ぶため大きく息を吸い込んだ。
「何をしているのかね、騒々しい」
 廊下奥にある襖が開き、良之が顔を出した。自室で読み物でもしていたのだろう、老眼鏡越しに目を細めている。
「おじいさま! 警察を呼んでください。この人が、今日学校に現れた不審者です!」
 良之が老眼鏡を外すと、玄関の戸に挟まれた男を見て、目を見開いた。
「君は……」
「お義父さん、お久しぶりです。私です、約束通りレイラを迎えに来ました」
 一瞬、麗良の頭が真っ白になる。突然抵抗力を失った男は、思い切り戸を開けてしまい、大きな音が家中に響いた。
「……上がりなさい。こちらで話を聞こう。
 麗良、その人は私の知人だ。入れてやりなさい」
 良之の言葉に麗良は、戸惑いながらも身をひいた。頭が痺れたように思考が働かない。
 男は、家の中へ入ると、麗良に向かって笑いかけた。
「レイラ、大きく……いや、綺麗になったね。胡蝶によく似てる」
 胡蝶とは、麗良の母親の名だ。麗良は、固まったように動けなくなった。恐くて男の顔を見ることができない。 その様子に、男は、麗良の頭上に伸ばしかけた左手を宙で止め、所在無げに空を掴んだ。
 男が麗良の傍を横切る時、ふわりと花の香りが漂った。学校で香った、あの花の匂いだ。
 襖の閉じる音がして、麗良は孤独を感じた。祖父は、家族以外の者を自分の部屋へ決して入れさせない。
 麗良は、しばらくその場を動くことが出来なかった。

 翌朝、麗良はいつもどおり制服に着替えて一階の洗面所へと向かった。鏡を見ながら身支度を調える。 そこには、昨夜眠れなかった所為で赤い目をした黒髪ストレートヘアーの女子高生がいた。
 これまで母に似ていると言われたことはほとんどない。そもそも母が家から一歩も外へ出ず、交友関係がほとんどないため比較のされようがないのだが、 麗良自身が母の要素を自分の中に見い出せずにいた。唯一、黒い艶のある長い髪と、運動をしないために白い肌だけが母のそれと似ているが、母には到底及ばない。 母はまるで陶器でできたお人形のように慎ましやかで整っているのに対し、自分の目鼻立ちは、それぞれがやけに主張しすぎている。
 そして、何より麗良が一番自分の容姿で嫌いな部分が目だ。一見、日本人の黒目に見えるが、日の光の下で見ると、深い緑色がかって見える。 そのことで他人に色々と聞かれるのも嫌なので、常にカラーコンタクトレンズをつけている。 今日も、麗良は、黒色のカラーコンタクトレンズを目につけると、鏡の中の自分を勇気づけるように笑ってみた。
 居間の襖を開けると、トーストとシャケの焼ける匂いがした。
「おはよう、麗ちゃん。先に頂いてるよ」
 柔らかな羽毛で耳をくすぐるような声。青葉が既に朝食を終え、コーヒーを片手に新聞を開いている。
 窓から入る柔らかな朝日が、青葉の着ている無地のYシャツを白く照らし、眩しさに麗良は目を細めた。青葉には、朝日や新緑といった言葉がよく似合う。
「おはよう。いいよ、気にしないで新聞読んでて」
 居間に良之の姿がないことにほっとしつつ、青葉の向かいに正座すると、台所から依子が朝食を運んできてくれた。 こんがり焼けたトーストにハムエッグ、サラダ、味噌汁と順に並べていく。トーストに味噌汁は合わないと麗良が何度抗議しても、 身体に良いからと依子は毎朝味噌汁を欠かさない。
 麗良がトーストに蜂蜜バターを塗っていると、青葉が新聞から顔を上げた。
「今日は、僕が麗ちゃんを学校まで送って行くよ。
 昨日、学校であんなことがあったばかりだからね」
 昨夜の夕食時、学校に不審者が現れたという話を依子が大げさに話すので心配になったのだろう。青葉の表情は真剣だった。
「い、いいよ。そこまでしなくても」
 麗良は、耳を赤くしてトーストを齧った。
「それに、あの人は…………」
 昨夜あった出来事を依子は知らない。もちろん、青葉も知らないのだろう。
 離れは、母屋から庭を横切るように造られた渡り廊下を渡った先にある。玄関先で起きた出来事など聞こえる筈がない。
 あれからどうなったのか、麗良は知らない。あの後、二人が部屋から出て来ることはなく、麗良が寝るまで祖父の部屋から明かりが消えることはなかった。
「どうかしたの? 気分でも悪い?」
 急に黙り込んだ麗良を心配して、青葉が体を前に乗り出す。
 青葉は、いつも優しい。父親とは、こういうものだろうか、と思ったこともある。ただ、年が離れていると言っても、親子ほど離れているわけではないので、 青葉には失礼な話だろう。むしろ、年の離れた兄のような存在に近い。
 一瞬、青葉に昨夜のことを相談しようかと逡巡し、首を振った。
「ううん、大丈夫。なんでもない」
 自分もよく事情を知っているわけでもないのだから、いたずらに青葉を心配させる必要はない。麗良が笑顔を見せたことで、青葉はいくらか安心したようだった。
「それより、母さんにあげたスズラン、とっても喜んでた。ありがとね」
 話を変えようと、昨日見た母の嬉しそうな笑顔を思い出し、口にした。
「そっか……いや、喜んでもらえたなら良かった」
 照れくさそうに笑う青葉を見て、麗良の胸がちくりと痛んだ。最近、こういうことが多いのだが、その理由を麗良は知らない。
「花展で出すテーマ、まだ悩んでるの?」
 花展とは、生け花の展覧会の事だ。花展は、デパートの催事場を使って総数で四百作を超えるものから、公民館や老人ホーム、 駅などで行われる十作ほどのミニ花展まで様々ある。今回、青葉が出展するのは、駅前の百貨店で開催される花展で、様々な若い華道家たちの作品が集まる予定だ。
「う〜ん、なかなか……季節の花を取り入れようとは考えてるんだけど」
 それでスズランを使おうとしたのだろう。だが、花材にするのが勿体ないとは、華道家の考えることではない。しかし、そんな青葉の優しさが麗良は好きだ。
 話が落ち着くのを見計らったように、依子が青葉の食器を下げに来た。
「依子さん、先生はまだ自室に? 今日は随分遅いですね」
 いつも良之が座る席には、まだ空の食器が置いたままだ。
「そうですねぇ、いつもは決まった時間に起きてらっしゃるのに」
「僕が様子を見てきましょう」
 青葉が席を立とうとした時、居間の戸が開き、良之が顔を出した。
「おはよう。……皆、いるようだな。
 依子さん、食事が冷めてしまったろう。すまなかったな」
 依子が笑顔で答えようとし、続いて現れた見知らぬ男の姿に目を見張った。
「あら、お客様がおいででしたの。それは気づきませんで……」
 麗良の表情が固くなる。男は、昨日と同じ黒いスーツに身を包んでいた。
 すぐにご朝食の用意をと、台所へ戻ろうとした依子を良之が制止する。
「依子さんにも聞いて欲しい。麗良、青葉」
 良純は皆の顔を順に見やると、隣の男を皆に紹介した。
「彼の名は、ラムファ。しばらく家に置くことにする」
 麗良の口から囓りかけのトーストがぽろりと落ちた。
「彼女は、家政婦の柏木依子さんだ。家のことは全て彼女に任せている。何か要るものや困ったことがあれば、何でも彼女に言ってくれ」
 依子が丁寧にお辞儀をし、にこやかな笑顔を見せた。
「彼は、私の花弟子で、青葉という。庭にある離れに住まわせているが、食事は、ここで一緒にとっている」
 青葉がどうも、と軽く会釈した。突然現れた同居人の存在に戸惑いながらも笑みを忘れない。
「彼は、外国暮らしが長かったので、日本のことにはあまり精通していない。
 皆、よくしてやってくれ」
 それだけ言うと、これで話は終わったとばかりに食卓に置かれた新聞を開いて座った。
 それを合図に、依子がいそいそと朝食の支度にとりかかる。ラムファに好きな席に腰掛けるよう促し、トーストにするか、 ご飯にするかと甲斐甲斐しく声をかけながら台所と居間を行き来した。ラムファは、それにご飯で答えると、何の躊躇いもなく麗良の斜め前に座った。
「ラムファさんは、どちらの出身なんですか? 僕、あまり英語は得意じゃないんですが、日本語は……話せます?」
「シュッシン……出身、ね。うん、西の方だったかな。私も英語は話せないよ。日本語で構わない」
「よかった、日本語がお上手ですね。西って中近東ですか? 先生が海外の方と交流があるだなんて、長年弟子をしてる僕でも知らなかったなあ」
「チュウキントウ? そう、そのチュウキントウから来たんだ。お義父さんとは、麗良が生まれた時以来会っていなかったからね。 君が弟子入りしたのは、そのあとだろう。知らなくて当然だよ」
「え、お義父さん……?」
 それまで和やかに交わされていた会話が突然不穏な空気に包まれた。
「ああ、私は麗良の父親なんだ」
 突然がしゃんと背後で食器が割れる音がし、皆が振り返ると、ちょうど朝食を運んできていた依子が盆ごと畳の上に落としたところだった。 まあなんてこと、すみませんすみません、と散らばった朝食と食器を片付けようとする依子に、いつもなら真っ先に手伝いますと駆け寄る筈の青葉は、 呆然とし動く気配がない。
 すると、それまで黙っていた麗良が突然、食卓を叩いた。
「……なにが、ご飯がいいな、ですか。何故、さも当然のようにそこに座って、何事もなかったかのような顔をして和やかに会話してるんですか」
 麗良の肩は、怒りで震えていた。
「この人は昨日、うちの学校に現れた不審者ですよ。そんな人を家に置くだなんて……警察を呼んで突き出してください!」
 いきり立ち、ラムファに向かって人差し指を突き付ける。依子は、驚きで顔面蒼白に、青葉は、戸惑いながら麗良とラムファを交互に見やった。
 それまでじっと話を聞いているのかいないのか解らなかった良之が、眉根を寄せて新聞から顔を上げた。指を突き付けられた当の本人は、きょとんとしている。
「レイラ、誤解だ。パパは君に喜んでもらおうと花をプレゼントしただけなんだ。不審者だなんて、とんでもない」
「なんだ、花くらい受け取ってやりなさい」
「校庭中を埋め尽くす花を? 非常識にも程があります! しかも、その所為で授業は中断、皆に迷惑が掛かりました」
 良之が呆れた視線をやると、ラムファは大きく首を振った。
「そ、それは……女の子は皆、ああいうのが好きだからと……」
 しどろもどろに弁解をするラムファを麗良がきっと睨み付ける。
「それに、何度も申し上げましたが、私に父はいないんです。
 勝手な言いがかりはやめてください」
 おじいさまも何とか言ってください、と訴える麗良に、良之は新聞に顔を埋めて答えた。
「その男がそう言うのなら、そうなんだろう」
 麗良の顔がみるみるうちに赤くなっていく。
「なっ、なっ、なっ………」
 あまりの理不尽さに言葉を失う。本当に父親なのかどうかはさておき、そのような重大な話を簡単に肯定する祖父の態度が信じられなかった。 それも新聞を読みながら、まるで今日の天気は晴れだね、そうだね、と受け答えするかのようにだ。
 しかし、こういう時の祖父には、これ以上何を言っても無駄だと経験上知っている。麗良は、怒りを抑えて、がくりと肩を落とした。
「……学校へ行きます」
 それだけ言うと、鞄を手に居間を出た。頭がくらくらする。
 玄関で靴を履いていると、青葉が追いかけてきた。
「麗ちゃん、僕も行くよ」
 そう言って靴を履こうとした青葉を、麗良が真正面から向き合い制止する。
「必要ない。だって、不審者は…………」
 続く言葉は、青葉の後ろからこちらへ向かってくるラムファに向けて発せられた。
「家にいる」
 青葉が振り返ると、肩をすくめて見せるラムファの視線とかち合った。その間に、麗良はさっさ外へ出ると、拒絶するように玄関の引き戸をぴしゃりと閉めた。